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しびれの症状

しびれ…みなさんも一度は経験していると思います。例えば一時的なしびれならば(=長時間歩き続けた結果のしびれ・不自然な姿勢の寝違い・長時間同じ姿勢を保つ等々)、まったく問題ないと思います。
しかし、しびれが慢性的に続くようであれば、何らかの原因を探る必要があると思います。何故なら、しびれは身体の不調を訴えるサインだからです。
実際、しびれを伴う疾患…糖尿病/腎機能障害~炎症性疾患/神経性疾患など、大まかに分類しても100種類以上の病状に関与しているのです。
そうした病状に伴うしびれには、3種類の感じ方があります。
~「運動麻痺」「異常知覚」「感覚麻痺」~この3種類のしびれが、具体的にどのような症状を表すのか考えてみたいと思います。

○運動麻痺…
運動麻痺とは、手足がしびれ動かしにくくなる症状です。この症状に顕著に見られる疾患…それは脳疾患障害です(=脳梗塞・脳内出血)。脳疾患障害を発症した場合、脳から送られる指令が末端神経(=手足)に伝達しにくくなる→手足が、自分自身の意志で動かせなくなる→しびれて力が入らない症状になります。
ここで把握しなければならないこととして、しびれ=感覚的しびれだけでなく、運動機能障害によるしびれもあるということです。

○異常知覚…
「ジンジン・チクチク・ビリビリ・ズキズキ」と蟻が這っているような症状(ときには痛みも伴う)…最も顕著な例…それは正座です。多くの人たちが経験しているのではないでしょうか…正座をし続けて、いざ足を崩して立ち上がろうとした時、足がしびれて思うように動かすことができない…そうした症状を異常知覚といいます。
そして異常知覚はしびれによって、熱さ・冷たさに鈍感になる場合もあります。

○感覚鈍麻(かんかくどんま)…
私たちには、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感が備わっています。そうした感覚の中で、「熱湯風呂に手を入れても、熱さを感じない(温覚)」「カチンカチンに凍ったコップを持っても、冷たさを感じない(冷覚)」「針が身体に刺さったとしても、痛みを感じない(痛覚)」というように、手足の感覚がしびれて麻痺している状態を感覚鈍麻といいます。
私たちは、決して侮ってはいけません…「たかがしびれ」と…。何故なら慢性的なしびれを放ってくと、必ず身体に不調をきたすからです。
それ故、もし私たちが「運動麻痺」「異常知覚」「感覚麻痺」のいずれかに気付いたならば、すぐに病院などで精密検査を受けるべきなのです。