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足のしびれ

慢性的な足のしびれを感じる場合、「両足がしびれる場合」と「片足がしびれる場合」があります。(ここでは「両足がしびれる場合」を考えてみたいと思います。)
両足がしびれる場合、中毒疾患・代謝性疾患・栄養障害等々といった全身に及ぶ内科的疾患がほとんどです。
そして内科的疾患の代表的な病状…それが「糖尿病」です。「手のしびれ」でも少し触れましたが、糖尿病の初期症状として、全身の末梢神経にしびれの症状を引き起こします。
[足から左右対称にしびれを感じる→そのしびれは膝全体まで感じ始める→そして、左右に手指から腕全体に広がる…最終的にしびれ+痛み→感覚が鈍ることに…]
また中毒疾患の代表例として、アルコール性末梢神経障害が挙げられます。
アルコール性末梢神経障害は当然のことながら、アルコールの過剰摂取によってしびれの症状を引き起こします。ただしほとんどの場合、アルコールの飲み過ぎによる足のむくれが原因で、一過性の足のしびれの症状を引き起こしているに過ぎない傾向にあります。
そして足のしびれの症状として…「おしりや太腿の裏側のしびれ」「膝の裏側のしびれ」「足先のしびれ」→「しびれから併発する歩行困難・起立困難」を発症する疾患があります。その疾患こそ、坐骨神経痛なのです。
坐骨神経痛は、ある1つの疾患から発症するものではありません。様々な疾患が原因となって、坐骨神経痛という疾患を発症するのです。
(様々な疾患=腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊椎間狭窄症など)
坐骨神経痛のしびれの特徴として、おしり→足先へ向かうことが挙げられます。
もともと坐骨神経には、3種類の神経系が走っています~「知覚神経」「運動神経」「自律神経」~そして坐骨神経痛によって3種類の神経系が圧迫され、足のしびれ・痛みを伴うのです。
[知覚神経の圧迫→足のしびれや痛み…運動神経の圧迫→歩行/起立困難といった運動機能障害を引き起こします。]
坐骨神経痛を発症した場合、まず状態の確認をする必要があります。例えば腰を曲げた時、しびれを強く感じる/腰を大きく反った時、しびれを強く感じる/足が地面に着いた時、しびれを強く感じる等々…つまりそれぞれの状態によって、坐骨神経痛を発症した元の疾患が特定できるからです。
(もちろん、しびれも含め症状が深刻な時は、安静を保つことが第一条件なのは言うまでもありません。)
足のしびれは上記に明記した疾患以外に、更年期障害・心身症・過度のストレス等々から症状を引き起こします。足のしびれも手・腕のしびれ同様、様々な疾患と関連しています。
「足のしびれがどうも気になる」…そう感じるのであれば、何はともあれ専門医にきちんと診察をしてもらうことが先決だと思います。