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しびれとパニック障害

しびれからわかる様々な疾患 No Comments

突然、発症する激しい動悸・ふるえ・息苦しさ・めまい等々の身体の異常。

「私はこのまま死んでしまうのではないか。」といった、異常な不安感に襲われる症状…それが「パニック症候群」といわれるものです。
(パニック症候群は、別名:パニック発作/予期不安/広場恐怖といった言葉で表現されます。)

そしてパニック症候群を発症してしまうと、激しい手足のしびれを感じるようになります。

またパニック症候群は決して珍しい病気ではなく、全人口の2~3%の方が発症していています。
(ちなみに、若い女性に多く見受けられる症状でもあります。)

しかし何故、パニック症候群は手足がガクガク震えるほどの激しい症状を発症してしまうのでしょうか。

何を隠そう、パニック症候群には身体的問題(病気)は何も見当たらないのです。
その証拠にある程度の時間が経過すると、パニック症候群(発作)は治まってしまいます(約30分~1時間)。

実は、パニック症候群は精神的不安定さ・うつ病・過剰なストレス等々が反映しているのです。

例えばパニック症候群を発症した人は、「この激しい発作が、いつまた発症するのだろうか。」といった不安感を覚えます。
その不安感が精神的疲弊をきたし、またパニック症候群を発症してしまうのです。

手足のしびれ等々を引き起こすパニック症候群は、以前としてその治療薬は確立されていません。

多くの方がパニック症候群に苦しまないように、早く治療薬が発見されることを望みます。

しびれと糖尿病

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私たちが糖尿病になってしまうと、身体にさまざまな症状を発症することに気付くことになります。
そしてみなさんは糖尿病の症状の1つに、「しびれ」があるのをご存知でしたでしょうか。

糖尿病としびれ…実は非常に怖い兆候なのです。

では糖尿病によってしびれを発症する場合とは、一体どのような状態の時なのでしょうか。

糖尿病でしびれを発症する場合、血液の状態が悪い…つまり、血管に悪影響を及ぼしている状態だと考えられます。

つまり「糖尿病=血糖値が高い(エネルギーとしてのブドウ糖が増える)」ことを意味するわけですが、
増えすぎることによって、動脈硬化といった血管に悪影響を及ぼす症状が増えるだけでなく、全身の末端神経系にも悪影響を及ぼすことになるのです。

それが、しびれとなって表れてくるのです。
(末端血管に血液が行き渡らなくなる…末端神経系の動きが鈍くなる。)

ちなみに糖尿病予備軍と思っている人でまったくしびれを感じない場合、、もしかすると糖尿病が進行している可能性があるので注意が必要です。

そして当然のことですが、不快なしびれを感じるようであれば、早急に専門医に診察してもらう必要があります。

このようにしびれは、糖尿病の症状の1つでもあることを覚えておいてください。

私たちは、「しびれなんて、誰でもあること。」「しびれは、人によって感覚が違うから大丈夫。」と、安易に考えてはいけないのです。

何故なら、しびれこそ万病の元なのですから…。

しびれと過呼吸症候群

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身体のしびれは、さまざまな病状が原因で発症します。

例えばある日突然、急に息苦しくなり(過呼吸)血の気が引いたような感覚に襲われたことはないでしょうか。
何かのきっかけで浅い呼吸を繰り返し続けた結果、次第に上手に息を吐き出せなくなる症状…これを過呼吸症候群といいます。

実は過呼吸症候群を発症した場合、冷汗やめまいだけなく(目の前が真っ白になる)手足がしびれてしまいます。

そして過呼吸症候群がさらに長く続いてしまうと、しびれは手足だけなく全身に広がりロレツが回らなくなるのです。

経験したことがある人はわかると思いますが、過呼吸症候群は非常に怖い症状でもあるのです。

しかし何故、過呼吸症候群を発症してしまうのでしょうか。

その原因はさまざまですが、もっとも多いのは自律神経のバランスの乱れによるものです(自律神経失調症)。
(自律神経のバランスが乱れる要因は、精神的緊張・ストレス/身体的疲れが溜まることによって発症するといわれています。)

ちなみに医学的見地から考えた場合、血液中の二酸化炭素が増えてしまい、それに拍車をかけるように浅い呼吸の回数が増えてしまうのが過呼吸症候群なのです。

もしみなさんが何度も過呼吸症候群を発症するだけでなく、絶えず手足のしびれを感じるようであれば、早急に内科検診をすることをお勧めいたします。

自律神経のバランスの乱れだけでなく、他に重大な疾患が原因となっている可能性もあるからです。

もっとも気を付けなければならないしびれ

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医学的見地からみると、しびれは大まかに分類すると「異常感覚と感覚鈍麻」があります。

○異常感覚とは、ジンジン・ビリビリと電流が走ったような感覚(しびれ)を指します。
○感覚鈍麻とは、熱さ・冷たさ・痛みなど触っても感覚が無い症状(しびれ)を指します。

そして、例外的にしびれの分類に運動麻痺を含む場合もあります。
○運動麻痺とは、手や腕を動かそうとしても力が入らず動かしにくい症状(しびれ)を指します。

私たちは、上記に明記したしびれを経験したことがあると思います。

しかし、私たちが絶対に経験したくないしびれもあるのです。

もっとも気を付けなければならないしびれ…それは「身体の半身に生じるしびれ」です。
~身体半身のしびれ…手/足/顔などに発症するしびれ(片麻痺)~

もし身体半身にしびれを発症した場合、脳血管障害(脳内出血/脳梗塞)を発症している恐れがあるからです。

そしてすぐにでも脳内の血流を回復させなければ、障害を発症した部分の脳細胞が死滅し、片麻痺といった重篤な後遺症を招いてしまうのです。

私たちは、しびれに対してきちんとした認識をしなければなりません。

それは、「心配する必要のないしびれ/治療を受けた方が良いしびれ/生命に関わるしびれ」があることを。
「たかがしびれ」と言うかもしれませんが、「されどしびれ」なのです。

ちなみに目が覚めた時、片方の腕や肘がしびれている場合があります。

その片方のしびれは、肘の内側を走る尺骨神経/上腕を走る橈骨神経が圧迫されて発症したものです。

職業からくるしびれについて

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職業病という言葉を聞いたことがあると思います。
(職業病=医学用語的にいえば「職業性疾病」、労働基準法的にいえば「業務上疾病」)
例えばスポーツ選手が身体の一部を怪我した場合(=サッカー選手がアキレス腱を損傷)…ある意味、それも職業病といえるかもしれません。
つまり職業病には、様々な疾病症状が発症しているのです。
(職業病を認定する/しないで、数多くの保障や訴訟などが新聞紙面を飾っています。)
そして、職業が原因で「しびれの症状」を発症する場合もあります。
実際、私たちの周りにはしびれによる様々な職業病があります。

・電車の運転士/道路工事で削岩機を操る運転士などは、絶えず強い振動を身体に感じることで
、しびれの症状を発症します(=血管運動神経障害)。
・圧縮空気などを動力とする電気モーター/エンジンの操縦士などは、工具の振動によって
しびれを発症します(=振動病・振動障害)。
・長時間、パソコンに従事している人/同じ姿勢をずっと取り続けている人たちは(=キーパン
チャー)、頸肩腕障害を発症します。そして顎・肩・腕の痛みと同時に、震えやしびれの症状
を発症します。

しかし、そうしたしびれを伴う職業病を解消する方法があります。簡単にいえば、長時間にわたり同じ作業をしなければいいのです。
身体のバランスを考えた時、職業病によるしびれの症状は、ある一ヵ所に負荷が掛かり過ぎることによるものだとわかっています。つまり負荷が集中しないように、定期的に休憩する・簡単な全身ストレッチをすることで、しびれの症状を予防/改善することができるのです。
ちなみに、職業上の負荷としびれの症状との間にハッキリした因果関係が認められれば、労災の認定を受けることができます(=業務上疾病)。
しかし、しびれの症状を伴う職業病にも、注意しなければならいことがあります。
それが振動病(=振動障害)の場合です。
例えば、振動病によるしびれが今でも続いている…しかも、職業として現在も操縦を続けているのであれば、何ら問題なく労災認定が認められると思います。しかし、その職業を辞めて3年以上経過している場合、しびれの症状が続いていたとしても労災認定の申請が受理されにくくなっているからです。
どちらにしても、しびれの症状による職業病を労災認定してもらうならば、早めの対応を心掛けることが必要です。

手の指のしびれ~むち打ち症~

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手指のしびれをチェックすると、思わぬ疾患に繋がることがあります。それが「むち打ち症」です。
むち打ち症といえば、交通事故の後遺症が思い浮かぶのではないでしょうか。実は、むち打ち症という疾患名はありません(医学用語で「頚椎ねんざ」を意味します)。
そしてむち打ち症の一般的な症状として、首のしびれ・痛みが挙げられます。
軽度なむち打ち症であれば…1~2日経過後に症状が現れ、2~3週間、首を頚椎カラーネックで固定することで(=安静)、症状は落ち着いてきます。
そして、3ヵ月前後でむち打ち症の70%の患者様が治癒します。もちろんその期間、別の部分にしびれ・痛みが発症すれば、きちんと診察を受ける必要があります。
しかし、むち打ち症は首にしびれ・痛みを発症させるばかりではありません。手指にしびれ・痛みを発症することが、往々にしてあるのです。
実際、手指のしびれ・痛みは首のしびれ・痛みに惑わされ、気付かないこともあります。そして首のしびれ・痛みが治まった頃に、手指のしびれ・痛みも治まる…そして、ある日突然、急に症状が再発するのです。
私たちは、覚えておく必要があります…しびれの症状が、「神経を圧迫されることで、神経障害を引き起こしている」可能性が高いことを…
そして、しびれ・痛みが再発する/治まるといった症状を繰り返すことが、神経障害の原因がどこにあるのか困難にさせていることを…
むち打ち症のしびれ・痛みの診察として…まず、首や胸部の骨の変形をチェックします。それと同時に、筋力や反射感覚といった神経障害チェックも行います。もちろん、神経圧迫による神経障害=激しいしびれ・痛みの症状があれば、手術の可能性もあります。
とにかくむち打ち症の場合、神経を圧迫している原因を早急取り除くことが急務です。何故なら、しびれ・痛みが後遺症として残る可能性があるからです。
では後遺症が残らないために、むち打ち症ではどのような治療法が行われているのでしょうか。
まずしびれ・痛みがあれば、鎮痛消炎剤が処方されます(=軽度な症状)。しかし3ヵ月以上、鎮痛消炎剤を処方しても効果がない場合、神経ブロック療法が行われます。

[神経ブロック療法=しびれ・痛みの伝達経路になっている神経に、局所麻酔剤を注射する療法)
しかし、むち打ち症による後遺症=特に手指のしびれ・痛みは、治癒しにくいのが現実としてあります。
(整形外科の治療法だけでは、完治しづらい)
そうした場合、整体院・カイロプラクティック・整骨院・鍼灸院などの施術を受けることが、むち打ち症の後遺症を改善できる唯一の手段だと思います。
何故なら、頚椎ねんざの治療を専門分野として施術している治療院が多いからです。
もしあなたが長年、手指のしびれ・痛みに悩まされているのであれば、一度上記の治療院で施術を受けることをお勧めします。

足のしびれ~糖尿病~

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しびれのサインは、様々な疾患を連想させます。特に足=親指のしびれは、ある重篤な疾患を引き起こしているかもしれません(=初期症状)。
重篤な疾患…それが糖尿病です。今までも「しびれ=糖尿病」について明記しましたが、より具体的に触れてみたいと思います。
3大合併症の1つ…糖尿病の初期症状として、神経障害=足親指のしびれがあります。
普通、糖尿病=メタボリックシンドロームというイメージが強いと思います。そしてメタボリックシンドロームが、しびれの症状と大きく関係しているのです。
[メタボリックシンドローム→高血糖(血液中の血糖値が高い状態)→末梢神経を傷つける→神経障害を併発→しびれの症状]
そして糖尿病の初期症状として(=多発性神経障害)、手にしびれが発症せず、足にしびれの症状が起こります。
この初期症状を放置すると…しびれ+痛みを発症→足自体の皮膚感覚が低下(=異常感覚)→最終的にしびれ・痛みを感じなくなる=無感覚症状を引き起こすことになります(無感覚症状=神経の壊死を意味します)。
糖尿病の恐ろしさは、異常感覚になるまで気付かない患者様が多いことです。つまり気付いた時には、重篤な症状を発症しかねない状態までなってしまっているのです。
だからこそ、ちょっとしたしびれに対しても神経を使う必要があるのです。
こうした糖尿病を原因とする足親指のしびれは、当然、糖尿病を治療することが原則になります。

糖尿病の治療法は、3つを組み合わせなければなりません…「食事療法・運動療法・薬物療法」…
[バランスの摂れた食事療法をすることで、カロリー量を調節…そして、毎日の運動療法によって肥満を解消しながら、薬物療法で血糖値を抑える。]
仮に「食事療法・運動療法・薬物療法」によって一時でも完治したとしても、絶対に治療法を中断してはいけません。
何故なら治療を中断してしまうと、すぐに血糖値が上昇してしまうケースが多いからです。数値的に完治したとしても、1~2ヵ月に1度、定期的に血液検査を受けることが「転ばぬ先の杖」になるのです。
上記でも触れましたが、糖尿病は自覚症状が非常に出にくい疾患です。それ故、隠れ糖尿病の人もかなり多いといわれています。
確かに、初期症状のしびれ感覚はわかりづらいかもしれません。しかし、あなた自身が「糖尿病の気がある」「肥満体型である」「親族に糖尿病を発症した人がいる」のであれば、ちょっとしたしびれに対しても専門医で診断を受けるようにするべきです。