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職業からくるしびれについて

職業病という言葉を聞いたことがあると思います。
(職業病=医学用語的にいえば「職業性疾病」、労働基準法的にいえば「業務上疾病」)
例えばスポーツ選手が身体の一部を怪我した場合(=サッカー選手がアキレス腱を損傷)…ある意味、それも職業病といえるかもしれません。
つまり職業病には、様々な疾病症状が発症しているのです。
(職業病を認定する/しないで、数多くの保障や訴訟などが新聞紙面を飾っています。)
そして、職業が原因で「しびれの症状」を発症する場合もあります。
実際、私たちの周りにはしびれによる様々な職業病があります。

・電車の運転士/道路工事で削岩機を操る運転士などは、絶えず強い振動を身体に感じることで
、しびれの症状を発症します(=血管運動神経障害)。
・圧縮空気などを動力とする電気モーター/エンジンの操縦士などは、工具の振動によって
しびれを発症します(=振動病・振動障害)。
・長時間、パソコンに従事している人/同じ姿勢をずっと取り続けている人たちは(=キーパン
チャー)、頸肩腕障害を発症します。そして顎・肩・腕の痛みと同時に、震えやしびれの症状
を発症します。

しかし、そうしたしびれを伴う職業病を解消する方法があります。簡単にいえば、長時間にわたり同じ作業をしなければいいのです。
身体のバランスを考えた時、職業病によるしびれの症状は、ある一ヵ所に負荷が掛かり過ぎることによるものだとわかっています。つまり負荷が集中しないように、定期的に休憩する・簡単な全身ストレッチをすることで、しびれの症状を予防/改善することができるのです。
ちなみに、職業上の負荷としびれの症状との間にハッキリした因果関係が認められれば、労災の認定を受けることができます(=業務上疾病)。
しかし、しびれの症状を伴う職業病にも、注意しなければならいことがあります。
それが振動病(=振動障害)の場合です。
例えば、振動病によるしびれが今でも続いている…しかも、職業として現在も操縦を続けているのであれば、何ら問題なく労災認定が認められると思います。しかし、その職業を辞めて3年以上経過している場合、しびれの症状が続いていたとしても労災認定の申請が受理されにくくなっているからです。
どちらにしても、しびれの症状による職業病を労災認定してもらうならば、早めの対応を心掛けることが必要です。