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足のしびれ~糖尿病~

しびれのサインは、様々な疾患を連想させます。特に足=親指のしびれは、ある重篤な疾患を引き起こしているかもしれません(=初期症状)。
重篤な疾患…それが糖尿病です。今までも「しびれ=糖尿病」について明記しましたが、より具体的に触れてみたいと思います。
3大合併症の1つ…糖尿病の初期症状として、神経障害=足親指のしびれがあります。
普通、糖尿病=メタボリックシンドロームというイメージが強いと思います。そしてメタボリックシンドロームが、しびれの症状と大きく関係しているのです。
[メタボリックシンドローム→高血糖(血液中の血糖値が高い状態)→末梢神経を傷つける→神経障害を併発→しびれの症状]
そして糖尿病の初期症状として(=多発性神経障害)、手にしびれが発症せず、足にしびれの症状が起こります。
この初期症状を放置すると…しびれ+痛みを発症→足自体の皮膚感覚が低下(=異常感覚)→最終的にしびれ・痛みを感じなくなる=無感覚症状を引き起こすことになります(無感覚症状=神経の壊死を意味します)。
糖尿病の恐ろしさは、異常感覚になるまで気付かない患者様が多いことです。つまり気付いた時には、重篤な症状を発症しかねない状態までなってしまっているのです。
だからこそ、ちょっとしたしびれに対しても神経を使う必要があるのです。
こうした糖尿病を原因とする足親指のしびれは、当然、糖尿病を治療することが原則になります。

糖尿病の治療法は、3つを組み合わせなければなりません…「食事療法・運動療法・薬物療法」…
[バランスの摂れた食事療法をすることで、カロリー量を調節…そして、毎日の運動療法によって肥満を解消しながら、薬物療法で血糖値を抑える。]
仮に「食事療法・運動療法・薬物療法」によって一時でも完治したとしても、絶対に治療法を中断してはいけません。
何故なら治療を中断してしまうと、すぐに血糖値が上昇してしまうケースが多いからです。数値的に完治したとしても、1~2ヵ月に1度、定期的に血液検査を受けることが「転ばぬ先の杖」になるのです。
上記でも触れましたが、糖尿病は自覚症状が非常に出にくい疾患です。それ故、隠れ糖尿病の人もかなり多いといわれています。
確かに、初期症状のしびれ感覚はわかりづらいかもしれません。しかし、あなた自身が「糖尿病の気がある」「肥満体型である」「親族に糖尿病を発症した人がいる」のであれば、ちょっとしたしびれに対しても専門医で診断を受けるようにするべきです。