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食中毒によるしびれについて…

フグ・キノコなどの食材…「食欲の秋」とはよく言ったもので、本当に美味しい食べ物であることは間違いありません。しかしこの時期になると、必ずと言っていいほどある話題が新聞紙面を賑わせます。それが食中毒です。

○食中毒…口に入れて数時間後、口や舌にしびれを感じ…重篤な症状になると、麻痺・痙攣→場合によっては意識障害まで及ぼす場合もあります。
今まで、しびれの症状に対してそれぞれの疾患に触れてきましたが…実は、しびれの症状は食中毒によるものが非常に多いのです。
ここでは、食中毒を発症する毒について触れてみたいと思います。

○フグや貝類の毒…
フグほど、死に至らしめる毒を持っている魚はいません。事実、食中毒死亡者の半数以上がフグによるものです。まず食後20分~3時間で、唇・舌先がしびれ始めます。そして嘔吐から始まり、言語障害・呼吸困難を発症し死亡する場合も…。他にホタテガイ・イガイ・ムラサキガイ・コタマガイ等々も、顔や手足にしびれの症状や下痢/嘔吐/腹痛を発症します。

○キノコ類の毒…
キノコ採りのニュースで年に数人、必ずキノコの毒に当たったニュースを耳にします。毒素が少ないキノコであれば、嘔吐・下痢程度で治まります。しかしトリカブトの場合、大量に食べることで死亡することもあります(以前、トリカブトによる殺人事件もありました)。
また食物自体に毒は含まれていなくても、食物を摂取することで付着した菌が体内に侵入し食中毒を発症する場合もあります。

○サルモネラ菌…
サルモネラ菌が体内に侵入すると、食後4~48時間で40℃近い高熱を・下痢や腹痛を発症します。その中でも、特に下痢の症状が激しく1日何十回も水様性の下痢を引き起こすこともあります。死を発症することがないサルモネラ菌ですが…やはり食中毒の症状は、非常にキツイものだといえます。

○O157菌…
他の菌と違い、O157菌は潜伏期間が1~14日(平均すると3~5日)と長いことが挙げられます。主な食中毒の症状として、下痢や腹痛…しかし重篤な症状になると、血便を伴う下痢を発症する場合もあります。

○ノロウイルス菌…
ノロウイルス菌の場合、約1日の潜伏期間を経て、下痢/嘔吐や吐き気/発熱といった症状を引き起こします。ただし多くの場合、症状は1日で治まります。
しびれの症状を感じた場合、自分自身の身体の変調をチェックしなければなりません。それは、食中毒も含まれます。しかも食中毒の毒素が強ければ、命を脅かす恐れもあるのです。
「美しいものにはトゲがある」→「美味しいものにも毒がある」場合があることをお忘れなく!